ホームヘルパーの仕事で感じるやりがいとは?

ホームヘルパーとは、介護が必要な高齢者の自宅に訪問して、介護を行う仕事です。介護の内容は、主に身体介助と生活援助に分類されます。身体介助とは、入浴や排せつ、食事など、利用者の身体に直接触れて介助を行うものを指しますが、生活援助は、掃除や洗濯、調理など、身体介護以外の利用者の生活に関わるものを指します。※参考サイト=http://homehelper-mezasu.com
このようなホームヘルパーの仕事には、多くのやりがいがあるといわれています。その一つは、利用者との関係性をじっくりと深く築けることです。特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどの施設では、大勢の利用者に対して複数の職員で介護を行うのが一般的です。それに対して、ホームヘルパーが行う訪問介護では、利用者に1対1で接します。自宅という利用者の住み慣れた場所で、個別性の高い介護を行ったり、雑談などを通して関係を深めたりすることができるので、温かみのある介護が提供できるでしょう。

ただし、1対1の関係というと、利用者との人間関係で悩んだときにどうすればいいのか不安に感じる方もいるかもしれませんね。しかし、1人の利用者が複数の曜日に訪問介護を利用している場合、曜日ごとに異なるホームヘルパーが関わっていることもあります。そのため、自分以外のホームヘルパーと相談しながら、介護を行うことは可能です。さらに、訪問介護事業所にはサービス担当責任者という職員が配置されており、仕事の悩みを相談することができるので、過剰な心配は無用です。

また、これまでの生活で身に着けてきた家事スキルを活かせることも、ホームヘルパーの仕事が持つやりがいと言えるでしょう。主婦としての経験や育児など、介護分野以外での経験を利用者のために役立てることができるので、女性には特に向いているといわれています。